森のマインドフルネスリトリート2022_どうしようもない自分におりてきた不思議な感覚

周りで様々な出来事が起こったとき

自身の中でどんな感情が生まれているのか、そのことを受け止めることができるのか、そしてどんな気持ちでこれから過ごしていくのか、立ち止まって考えることは容易ではありません。

次々にやってくるタスクや日々の生活のやりくりを、ただ眺めて冷静に判断できる寛容さがあれば!といつも思いながらも、「何もしない」静けさの中に身をおいても思考は止まることなく忙しい。

リトリートを毎年開催しながら、このどうしようもない自分を見つめ直すキッカケを頂く時間を一番得ているのが企画者の自分です。

皆様に存分に静寂を味わっていただきたい、という想いで森のマインドフルネスリトリート2022を開催しました。そして今年も、静寂の中に身をおいてみて、いつものように思考の波が押し寄せてくることを感じました。

ただ、日常生活とリトリートの場では大きく違う点がある事に関心を持ちました。

気づいている

自身の思考の忙しさに早めに気づき、その大きさと頻度と輪郭をとらえて、都度”気を取り直している”状態があったと感じていました。そして日常に戻ったいま、どうしようもないもない自分を先週より肯定できているような気がします。

リトリートには、隠居や避難や退却といった意味があります。進みすぎようとする思考がアクセルだとすれば、あえての休息を実践するリトリートの時間ではブレーキ役の何かも自身の中に内在していることに気がつく事ができるのかもしれません。

そうか両方あるんだな。。。と思うとなんだか根拠のない自信が生まれてくるのが不思議です。

いわばアクセル専門業者、泳いでいないと〇ぬマグロ、行動力が唯一のとりえ、という自己認識は間違ったものだったと感じております。これまでウソの呼称してゴメン、ジブン。

参加者の皆様、一緒に場づくりをしていただき感謝しています。

若杉屋の女将の皆様、きめ細やかなフォローとおもてなし、整った環境の整備、いつもありがとうございます。

若杉屋さんには来年の開催予約させて頂きました。

どんな毎日を積み重ねて来年の7月を迎えることができるのか、いまから楽しみです。

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